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2007年10月05日

孟嘗君(もうしょうくん)

宮城谷昌光先生の「孟嘗君(もうしょうくん)」を読みました。

今月開催の超人作戦5「自己時空確立作戦―Coincidence作戦―」の前準備として、宮城谷先生の小説を読んでおくのはとても大事です!


時代は古代中国、戦国時代です。
メインの舞台は斉(セイ)ですが、魏・秦で育ち、魏・斉の宰相になったりと、その活動範囲、名声は古代中国全土に渡っています。

食客が数千人もいたこと、函谷関(カンコクカン)での鶏鳴狗盗の話は有名です。
私自身、小説を読む前はこの2つのことしか知りませんでした。


孟嘗君は生れた時から凄まじい人生を送ります。
5月5日生れは不吉だからという理由で、生れて間もなく父親の田嬰(デンエイ)に殺されかけます。
それを母親と下人の僕延(ボクエン)の機知で逃れるところから始まります。

逃れてからも違う事件に巻き込まれて命を落としかけます。
そこに風洪(フウコウ)が現れ、風洪が育ての親となります。
この風洪は後に白圭(ハッケイ)と改名し、大人物となります。
小説「孟嘗君」で、白圭は絶対に欠かせない人物です。
義人です!

落命寸前の危難、命がけの修羅場を切り抜ける度に、人物のスケールが大きくなります。

孟嘗君(田文)しかり、白圭しかり、孫(ソンピン)しかり。
公孫鞅(商鞅)、夏侯章、隻真など魅力的な人物が沢山登場します。
食客はキャラが濃くて面白いです。

大人物の周囲には引き合うかのように大人物が集まります。


ヒールな人物もたくさん登場します。
自身の欲望のために陰謀や策略で他人を陥れたり、刃を向けた人物は結局、ロクな死に方をしていません。
陰謀をめぐらすうちに、当人が足元を見失っています。


「義」に生きる人物は天恵を受け、みんなからサポートされ、どんな危難に陥っても鮮やかに切り抜けます。


    


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posted by 卯竜 at 00:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
卯竜さん、よく読破されてますね〜
あたしは、どうも挫折がちで・・・
でも気合入れ直して、図書館でまた借りてみョット☆
Posted by やまだmk at 2007年10月05日 06:40
やまだmk さんへ

面白いので、時間を見つけては読んでいます。
図書館は便利ですね。
Posted by 卯竜 at 2007年10月05日 06:47
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